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■宮城県は、奥羽山脈と太平洋に挟まれ南北に縦長の形となっています。南北延長約130kmに対し県中央部の東西延長は約45kmしかありません。これは仙台湾が大きく内陸側に湾入しているためですが、人口は東北地方では最も多く、特に県庁所在地の仙台市に100万人以上が集中しています。平成元年に政令指定都市に指名されたこともあり、仙台市は東北地方の中枢都市として大いに発展し、国および県の開発政策によって都市化が著しく進行しています。
この仙台市を中心とした地域の他に、宮城県は大きく3つの地域に分けることができます。県北の内陸部にあたる仙北地域は、米どころ宮城県でも中心を占めています。石巻から気仙沼にかけての三陸南部沿岸地域は、リアス式海岸で自然の良港を有しています。三陸沖は寒流の親潮と暖流の黒潮が交わる日本有数の漁場で、マグロ・カツオ・タラなどは全国屈指の漁獲高を誇り、カキ・ワカメ・銀サケ・のり・ホタテなどの海面養殖業も盛んに行われています。仙南地域はいわゆる農村地帯となりますが、近年多くの工場進出がみられ、先端技術産業など工業化の水準は県内で最も高くなっています。